
4畳半の空間
天井高さは2,200で所謂一般的とは違う
押入れを宙に浮かせると、4畳半のサイズでも十分にイケる。

大工造作家具。
巾木高さ45ミリと合わせて底板を床面より上げると、
見た目が軽やかになると思いませんか。
暮らし方や家族人数、予算の都合から建物の面積は一昔前とは
くらべられない程に変化しました。
家は大きいのに限る。
小さい家は世間に恥とさえ言われてしまう富山の文化。
そんなことはない!小さくてもいいじゃないの。
手の内にあるもので、身の丈に合う自分らしい家。
家のサイズがコンパクトであればあるほど、シンプルで機能的に
設計しなくてはならないと思っています。
そして、小さく作って大らかに住む工夫や遊びも大事です。
例えば画像にありますが、
たたみの間に備え付けてある押入れです。
通常であれば床から押入れを使えるようにしますが、
空間のボリュームから検討して、床を浮かせています。
収納量は減ってしまうけど、そんなに大きな問題ではなくて
むしろ空いた床に灯りを置くなどが出来ます。
宿泊客の方の荷物を置くスペースとしても使えますしね!
造り付家具においては、底板を床面より巾木高さ分だけ、UPさせます。
床にドン置きだとボテっと見えてなんとなく重い。
そのような感じを解消してくれます。
全く気にしない部分かもしれないけど、少しの工夫が
ちょっと他とは違うぞ、と言える一部だと思っています。


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