太陽光発電 搭載する注意点

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真夏の発電は5月より効率が悪くなる


うだる暑さが続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
全国各地で記録的な猛暑や雨による災害で避難されているところもあり、穏やかな日々とは言いにくい毎日ですね。


真夏は太陽エネルギーが半端なく強く、室温を上げない対処として日射遮蔽がとっても効果的なのは以前の記事にも書いていました。今日はその強烈な太陽エネルギーを積極的に且つ有効に使う太陽光発電について考えてみます。

今のところの考えとして、太陽光発電は
「住宅投資として要らない」
新築、既築ともそう思います。

理由は
富山県の天気は11月~3月にまとまった日照は殆どありません。1年のうち5ヶ月間は投資の50%程度しか発電成果を上げてくれない。メーカーは発電シュミレーションを行ってくれますが、現実の出力はシュミレーションよりだいたい低く出ます。「うちはシュミレーションより多く発電しているよ」って太陽光オーナーがいらっしゃれば連絡ください。参考にしたいな。初期投資からの費用回収が出来るような文句は多いけれど、住宅の屋根面積からPVの搭載枚数は概ね4.0kwくらいが平均。それでいて年間消費電力5000kwhのご家庭ではまず回収できないと思います。頑張って回収するには消費電力を抑えて、電気を節約出来るかだと思う。

そして12月末~2月中は雪が降り積ります。屋根に積もった雪は融雪と同時に落雪します。これが結構危険です。広いお庭があれば良いのですが、前面道路や隣家に落ちて問題になるケースも意外と多い。新しい分譲地でよく見かける光景です。発電していないのに迷惑を掛ける、、、厄介だなーって思います。

ここまで秋から春にかけての、太陽光発電は要らないかな~って思う理由です。

じゃあその他の季節や夏はどうなんだろう?
「要ります」
特に4.5月は発電量が多く社会(北電?)に貢献出来ます。特に今の季節の真夏はいいですね。日中は高温で死にそうになるのでクーラーが欲しい。その消費電力を自家発電で賄う。これはめちゃいいと思います。
真夏はPVの表面温度が70度まで上るので温度上昇による損失は20%になります。ガンガン太陽が照っていても発電効率は5月に比べると落ちてしまう特徴がありますので、自家発電だからといってばんばん使うと思った程売電がないことも。節電は心掛けたいところです。

一年を通して考えれば、11月~3月の発電が少ないことがやっぱり気になります。
例えば4kwのPVを搭載するのに200万円のコストがかかるとなれば、同じコストをかけて窓の性能向上や断熱気密にお金をまわしたほうがいいです。人の体と心にやさしいし、最終的には地球にやさしいと思っています。太陽光発電を載せても住環境は快適にはなりませんが、上手に窓の性能を上げれば不快にはならなくて済みます。

屋根材の耐久性、更新や雨漏りのリスクもあわせて検討したいですね。太陽光発電技術は進歩していますし、お金があれば搭載しても良いと思います。
僕の考える家づくりにおいて、防災の観点を外せばいまのところ太陽光発電工事は優先順番としてうしろの方になります。
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