リノベーションの照明計画は新築にはない選択肢があって面白い

9月に入ってから日が沈む時間が随分と早くなりました。稲刈りが終わった田んぼにコオロギや鈴虫の鳴き声を聞くと一気に秋を感じますね。

暗くなれば照明を灯す時間も少しずつ早くなります。たった今照明計画をされておられる方であれば、どんな器具にしようか、どこに付けようかと、電気のことにとても関心があるのではないでしょうか。

新築とリノベーションを比べると照明計画には少し違った選択肢があります。リノベーションの場合は元々の家に取り付いていた照明器具が必ずあり、もしかするといい感じに再利用ができるモノがあるかもしれません。

古い器具には電球を覆っている装飾にガラス、和紙、天然木などの素材が使用されていることが多くそれらの素材は劣化がほぼありません。アクリルやプラスチックが多い現代の器具にはない歴史とともに経過した味わい深さが魅力です。

また元々あった器具をリノベーション後に再利用するのは必然性があると考えています。器具そのものがこの家にいつから存在していたか定かではありませんが、引き継いだ段階であった器具であれば照明計画の選択肢として検討することに意味があります。

和紙は貼り替える、ガラスは磨く、木は洗うなどするととてもきれいな状態になってくれます。天然素材の良さは経年して深さが増します。

もしリノベーション前に取り付いていた天然素材装飾の器具があるなら、一旦保管されて再利用できないかを設計者と相談できると良いですね。

▼リノベーションの照明計画を現場で再確認する
20230905 (2)

▼元々あった器具をどのように使えるかを設計する
20230905 (25)

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