冬のために備えたものを片付ける春は、建物の周囲をぐるっとまわる点検を同時にして頂くことをお勧めしています。雪によって思わぬ状態になっていないか異常をチェックしてみてください。
僕が毎年実施しているのは屋根の点検で、吹雪によって飛散する松やスギの葉っぱ(スンバ)が瓦や谷部分に体積していないか、落雪、雪の重みで瓦に破損がないかを歩いて診てまわります。
雪は少なかったものの強風と寒波に何回か遭遇した冬でしたので、松やスギ葉っぱが谷部分に溜まっていないかと検討をつけて診てみるとやはり見つけました。
谷部分は風により飛んできた葉を呼び込むように溜まってしまう形状が特徴です。そこへさらに飛散した砂埃、花粉が枯れた葉に付着し分解され泥のような状態になります。泥は降雨程度では流れ出してくれずに、屋根に引っかかるように溜まります。
泥が溜まると濡れた状態が長く続き板金の腐食進行を早めることへ繋がります。腐食すると板金に穴が空き雨水がどこからか漏れてきてしまいます。
実際に屋根へ上がっての点検は危険が伴います。高所不安な方は瓦工、板金工や我々工務店へ依頼して頂ければ点検を行うことは可能ですが、まずは外壁と基礎まわりを自分の目でしっかり点検して頂いた上で問題がないかを確認されると良いですね。
▼谷部分に溜まった葉はしっかりと取り除いておきましょう

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