薪ストーブの薪は割った方が熾火からの灰が少なくて済む

薪ストーブ導入してからは毎年扱うたびに気づきがあり、スイッチで稼働する現代機器とは違う使い勝手はなかなか面倒くさく楽しいものです。

一昨年に友人から「伐採した樹木いらない?」と頂いたケヤキ。一年放置したのち翌春に玉切りから薪割りとせっせと薪づくりに勤しみ、夏から干しておいた二年ものの薪。今シーズン一か月ほどケヤキを焚いてみた感想が。

とにかく灰が多い!ことです。会社に滞在中朝8時から夜7時までずっと焚いています。特に午後3時以降頃になると炉内に灰が溜まり、下部からの空気がうまいこと廻ってくれません。灰が溜まると燃焼効率が下がるものの灰を処理するのは翌朝で使い続けるしかありません。

翌朝の掃除で出る量は、灰受け皿二杯分。同じ広葉樹でナラを燃やしていると3日に一度捨てればOKだったのに対して、毎日しかも二杯とは多いなあ。それからは原因を探ろうと躍起になっていました。

たどり着いた結論は「丸太で樹皮がついたままでは灰が多い」です。頂いたケヤキは枝がほとんどで径7,8センチと小ぶりなものと更に細い枝でした。小ぶりな丸太はそのままストーブに入れられる寸法で割らずに薪棚に積んで乾燥していました。

ストーブの燃え具合を観察すると樹皮が細かい灰にならずに燃えカス※灰、が堆積。丸太薪をどんどん追加するとその繰り返しで結局炉内が一杯になって行きました。細い枝をぽんぽん入れると灰が多く溜まりはじめ、なるほどと理解できました。

そして割ってある薪は火力があり炉内温度は上昇して高い。付いている樹皮は高温で焼かれるので灰の出方が少ない感じです。

薪は手間を惜しまず割る方が良いようです。割ると乾燥進行は早いし、灰が少なければ炉内へ空気もしっかり送れて燃焼させ温度が上がってぬくぬく。薪ストーブの達人、、、道のりは遠い。

▼少しはストーブの扱いに慣れてきた
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▼右二つの丸太より左の割った薪は良く燃える
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▼理想的な薪はこの三角形
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