天井に板を張るデザインで考えていること

砺波/青島の家では大工造作がまだまだ絶賛進行中です。これからは造作家具を製作しつつ天井、壁石こうボード張りが同時進行になります。石こうボードにはクロス貼をして仕上げてクロス貼の以外は板張り仕上げの仕様です。

使用している板は杉節ありの羽目板です。天井に張る羽目板はフローリングより一枚の幅が小さい寸法になります。これを一枚一枚順番に張って仕上げます。羽目板を張る天井はその他の天井高さより上げた設計にしています。

天井高さに変化を付けて且つ仕上げ材が切り替わると、ワンルームで全部が繋がっているものの何となく区画されるイメージが持てるようになります。

同じ高さ、同じ仕上げが過ぎるとのっぺりと単調な空間は気持ちが落ち着かない。低めの天井高さがあり、上がった天井高さがあり、吹抜けがありと2.2メートル一定の天井高さを基準にして、単調にならないように仕上げ材、高さを設計しています。

天井の羽目板は出来るならばフローリング方向と直交させてデザインします。また化粧梁は構造設計段階から検討した配置、大きさは板を張ることでようやく存在感と価値が示されてきました。

天井は見上げたときに目に入る仕上げ材です。お客様によっては節の有り無しで好みがわかれます。節がない場合はすっきりとした上品な仕上げの印象が現れます。どちらを選択されても良いですね。

▼節ありの羽目板も結構きれいでしょう
20220916 (20)

▼仕上がるとこのようになります
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