今回は30名弱の参加者とこれまで以上にひと際大人数です。一部理由は堀部安嗣氏設計のモデルハウスが見れるからだと後から聞きました。僕自身そのことはとても楽しみにしていて結果良かったです。
特に堀部さんが使う素材、配色、ディティールに興味がありました。細かな納まりやちょっとした工夫は「快適に過ごす」ことには繋がりません。しかし「妙な凸凹」「意味不明な色使い、素材分け」などが無く研ぎ澄まされると、人の気持ちは安らぎます。
いくつか建物実例を見てからは即日設計課題敷地へ。北道路の台形。三方は家が迫っている。ここにサーフィンが趣味で薪ストーブが置かれる家を3時間で描きます。
平面立面を1/100で描く。そして通常北上で平面図を描くのを道場では南上とします。これは太陽の動きを理解する手法として用いていて、「方位を無視するなよ」と強いメッセージが含まれたものです。
2階建てになるベースと下屋で構成しました。西側の長い隣地境界線を軸線として、方位が振れた南面の庭をなるべく広く取れるように配置しました。
「入口は土間が広く、大きなワンルームがあってあとは設えで何とでもなる。お客さんの要望に左右されない対応できるプランを描く」
毎回学びの多い一泊二日の道場は143回行われてきました。三時間手と脳をフル回転させるとどっと疲れます。ただ繰り返すと最近は二時間半で描けるようになってきました。徐々に成長しているのかもしれません。
来月は一休みで北海道建築ツアーです。
▼26坪弱の薪ストーブが置かれた家

▼課題敷地の北側を見る

▼堀部安嗣氏設計の平屋

▼この欄間!

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