木と鉄骨を組み合わせた階段手すりですっきりとさせる

階段手すりは階段を昇降するときに手を添えたり握ったりする部分。また2階ホールから階段吹抜けを介して1階への落下防止も兼ねているのが手すりの役割です。

建築基準法では床面から1メートル以上上がる場合は手すりの設置義務があります。手すりはその高さ規定のみで、握り易さなど形状は法律上特に問わない。添えるのか握るかは建築士の判断にゆだねられています。

僕が設計する上で手すりに求めることは、2階から降りる際に誤って踏み外したとっさに握れる手すりが良いとしています。だから握れる手すりが良くできるなら手に馴染む木が良い。

木はある程度の大きさを持って強度があるため、揺さぶってもブレなくたわまなくするには材が結構太くなる。その太さを解決するのが鉄です。鉄は木と違ってたわむこととブレることで粘り折れることはまずありません。そして部材の厚みを薄くできるのが鉄の良い点です。

反面部屋が冷えている場合手で触れると冷たい。室温を20度キープしていれば冷たさは解決しても手触りはやはり硬い。そこで手に馴染む木を鉄骨に組み合わせることで、薄い厚みのデザインはそのままに木の手触りを実現できます。

柴野内島の家では鉄と木を組み合わせた階段手すりを初めて設計しました。特に2階ホールからの冷房を1階へなるべく素直に届けたいため、手すり壁ではなくこのように一本の線だけに留めています。

木と鉄骨を組み合わせた一筆書き手すり。なかなか良い感じになりそうで今後もご提案したい候補になります。

▼2階ホールから連続して階段へと繋がる手すり
20220506 (14)
20220506 (13)

▼一筆書きの線が美しい
20220506 (9)

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