納期遅延または納期後報はたまた順次値上げの2022年

コロナ感染者が激減している日本にいると「なんだかもう安心」みたい空気感がある反面、世界はそうとも言っていられないような状況下、住宅業界は納期遅延または納期後報はたまた順次値上げのニュースが立て続けに来ています。

木材供給不足による木材費値上げはテレビ報道で取り上げられたため多くの方に広く伝わった。今起きている納期遅延または納期後報はSNSやYouTube、ブログ、メルマガ、業界誌で情報発信しているところから知ることになる。

メーカーホームページにお知らせとしてリリースしているところはあっても、お客様はあまりメーカーホームページの「そこ」は見逃してしまいそう。また「そうは言ってもどこかに製品はあるでしょ」と都合良く解釈してしまうことも。

実際は結構深刻で今新規発注しても納期回答はなし。いつになるかはわかりませんとしか取引き商社から来ない。

先日取引き商社と話をしたときに「一定在庫数はあるので得意様には出せるよう確保しているモノはあります」と聞きました。ただ機種は限定され在庫に限りはある。通常納期に戻る前に在庫がなくなれば「出せない」は同じことです。

今深刻なのはガスIHコンロ、食洗機(国内外)、給湯器、衣類乾燥機、トイレ、既製品建具、合板と住設は悲しいくらいに酷い。これから来る寒波から給湯器故障で交換対応はできないところが出てきそうです。

新築、工期長い改修はとにかく早めの発注しか今はありません。納品が半年後であっても「今」発注しておくこと。代替品さえ納期回答が無い状況はとにかく発注です。

2022年は資材の原材料価格上昇、燃料費・物流費も高止まりしている中、生産合理化、設備改良、経費削減が厳しく各メーカー順次値上げしてきます。木材費から始まった材料費値上げは2022年以降下がることはない雰囲気。建てるのを「待つ」はもう得策じゃないと考えられます。

▼合板は本当にあるところにしかなくなっている
20211210 (12)

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