梁見せで仕上げる天井はデザインと構造を兼ねている

天井の仕上げ方に梁をそのまま現す手法があります。

一般的には構造の梁下に下地を組み、天井用石こうボードなどを張った上にクロスや左官、塗装で仕上げます。その場合は天井フトコロ※天井裏とも言う。を利用して電気配線を這わせます。トイレやキッチンが2階にあれば配管を這わすことも可能になります。

梁をそのまま現す場合はフトコロがなく、配線と配管を敢えて見せるか専用スペースを設けるなど設計の難易度は高くなる。

例え難易度が高くなる設計であっても、天井仕上げの工賃と部材費を省け且つデザインされるのであれば梁をそのまま現す設計は有りだと考えています。

実際に天井フトコロがない場合は梁高さ分の、建物高さ※階高を低くすることが容易になります。そうすると内外壁面積、階段の段数減、抑えられた軒高と、連動してコスト抑と使い勝手向上になります。

梁現しで注意したいのは梁間隔と梁寸法からなるリズム感。構造梁の目的は建物を台風、地震、積雪と外的要因から支えること。構造を優先するのは当然で且つ仕上がりで見えるならばリズミカルにして内装仕上げとして違和感を無くしておきます。

目に見える梁ならやっぱり無垢材がいい。構造設計から集成梁になるなら致し方ないが基本は無等級杉若しくは米松を選択しています。

現しのデザインは好き好みがはっきりと分かれます。予算の都合で選択するケースはある反面「これでいい」と引き算デザインを好む傾向も徐々に増えています。
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