耐震設計ソフトを使った耐震補強はバランスが大切

富山市/石金の家では大工さんによる耐震補強工事真っ只中。改修前は2階柱の真下に1階の柱が無い箇所ばかりで、上階からの荷重を地盤へ伝えられないとても不安定な状態でした。

1階柱が無ければ基礎も無い。筋交いは当然入っていないため、グラっと来れば2階の重みで1階は圧し潰されてしまう危険がありました。これでは安心して何十年も住めるとは言いにくい。不安ですよね。

シロアリに喰われ菌で腐朽した部材があるならば健全な部材に交換します。突っ張たり引っ張る筋交いに耐えられないなど、腐ってボソボソの土台は地震など外的な力が加わった瞬間に崩壊してしまいます。スケルトンまで解体して土台、柱、梁を露出させて目で見て状態の確認は行いたい。

新しく追加する柱の足元には土台があり、頭には梁が必ずあります。その間に筋交いを配置して建物全体のバランスをとっていきます。バランスは構造設計ソフトを使い、柱、筋交いと必要な箇所に必要な本数を設計して施工にあたっています。

筋交いを取り付ける前は建物の傾きを修正させています。古家で垂直に建っているのは稀で大なり小なり傾いているものです。工具で傾きを修正しておくことで外壁や内装下地が垂直水平に取り付けられます。垂直方向が定まれば筋交いを効かせ傾いた建物を真っ直ぐに起こせます。

華やかな新築上棟と性質の異なる耐震改修は時間がかかり、合わせて改修費用は安くもないです。ささっと進む新築と違いゆっくりですが確実な施工で進行させています。

▼基礎、土台、柱、筋交いを新規に追加している
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▼傾いた建物を垂直に修正するために工具で引き寄せている
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▼元浴室だった箇所は部材を全取り換えすることになった
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