屋根の雪下ろしは本当に必要なことかを考える

1メートル以上の積雪は35年ぶりの富山県。屋根に積もった雪も同様に1メートルを超えていて屋根に登り雪を下ろす光景を何件か見ました。上がっている家は築40年以上の古家が多い。ただ近年新築した家でも下ろしていたのには少し驚きました。

また僕の父親から「新雪が溶けて雪が重たくなる前に、屋根雪は下ろした方がいいか」と相談を受けていました。

通常の状態から比較して屋根に積もった雪の影響で建物の上部荷重は増えます。フラグシップの新築は雪止めのある屋根で積雪高さ1.0~1.5メートルで設計しています。1.5メートルは耐震等級3になります。だから今回の積雪では下ろすか下ろさないかは微妙なラインでした。

古家は設計と言っても当時の大工の勘でしょうから、上部荷重が増えたのであれば通常時と比較するなら下ろした方が良い。しかし本当に下ろした方が良いのか。

僕は1メートル程度なら「下ろさなくて良い」とします。父親にもそう伝えました。

そもそも雪下ろし作業には知識と技術が必要で危険を伴います。思い立ったように家人が行うほど単純な作業ではありません。もし必要ならば瓦工、板金工と屋根工事に携わる職人に発注して行うべきです。

3.5~4寸勾配の屋根作業がどれだけ危険なものなのかを理解している者ほど、安易に屋根には上がりません。保護帽は被っていますか。親綱を張り安全帯の装着は出来ますか。それらを無視して、普段足場に上がっていない人が屋根に上る行為は絶対にやめましょう。

積もった雪で家が倒壊するかも。軒が折れるかもしれないと心理的に不安はあるでしょう。そう感じるなら発注できる屋根工と付き合っておくことや、別の場所へ避難することをおススメします。

雪下ろし作業中に墜落して怪我をする。最悪亡くなることがその人と家族にとって一番悲惨なことです。

▼新潟県のホームページに屋根の雪下ろし作業が詳しく記載されています
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikiseisaku/1356831779015.html



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