まずは塗装工事から仕上げていきます。平和町の家では今回天井にラワベニヤを張った仕上げとしました。お客様の雰囲気やイメージしているインテリアと、これまであまり選択が無かった材料の仕上げは僕たち自身ワクワクします。
元々の素地は白っぽいラワンベニヤ。このままでは仕上げとは程遠く塗装をして木を生きたものに機能させます。
生きた木とは、木目を際立たせること。ベニヤであっても素材の透過を維持すること。潤いを与えること。これらを踏まえてリボスアルドボスNo,266を塗ります。
アルドボスは浸透型塗料で木目にとんどん吸い込むのが特徴です。吸い込むと木に潤いが出て木目が際立ちます。潤うと同時に色濃くなって、白っぽい素地が上品な仕上げへと表情を変化させます。
浸透型で且つ自然系塗料は他にもオスモやプラネットがあります。これまで使い分けてきて作業性、扱い方、価格とクリアに関しては今のところリボスアルドボスが定番となりつつあります。
亜麻仁油の匂いはあるもののキツイ感じはなく、自然素材系を好んで使用する場合の塗料としてオススメする仕上げになります。
▼塗布前は白っちゃけた状態

▼塗布後は一気に上品な仕上げに変化して面白い

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