雨が降って室内がそこそこ暑ければエアコンより窓開けをして過ごすようになります。昼夜問わずそのような日が何日かあるでしょう。
窓開けをする際に雨が降っても軒がある程度しっかりと張り出されていれば、雨が室内へ吹き込むことはほとんど無いです。
強風でない限り室内の空気を入れ替える、通風を採る目的で降雨時であっても軒があれば窓開けする行為は全く問題なく可能になります。
逆に軒がない場合は雨が吹き込むため窓を開けることはできません。仮に「窓を開けないから軒の出は不要です」とお客様から注文があっても、法規や何らかの制限などの理由がない限りフラグシップでは軒ゼロを設計していません。
軒が持つ効果は降雨に窓開けが出来る以上にいくつかの効果があります。いくつかの効果の一つが降雨時に窓が濡れないことなのです。
ただ一概に軒ではなくて、軒の出長さ、窓と軒までの長さ、窓の大きさと複合的な要素が合わさります。外観デザインを含めてそれら全体を見ながら決めています。
ちょうど工事中の現場に雨が降ってきて、すべり出し窓を全開にしてみました。窓ガラス先端より軒が長いため窓が濡れることはありません。軒が持つ効果が良く理解できます。
▼すべり出し窓を全開させて雨に当てない

▼妻側は軒位置が高いため、小庇を窓上に付けている

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