断熱気密で細かな点をしっかりとこだわる

在来工法は梁や桁を組む仕口と合わせて、金物で緊結させて固定する方法を取ります。緊結する金物は大抵六角ボルトを使用して、ボルトに座金を重ねナットで締め付けてあります。

金物の数は相当で在来工法の建て方は梁や桁を組む作業より、ボルトを締め付ける作業量が圧倒的に多くなっているのが実情です。そのボルトは外周部と内部側とそれぞれ必要な箇所に取り付いています。

ボルト用に梁や桁に孔を空け、そこにボルトを貫通させます。梁桁の外周部は外部側になり外気の影響を受けます。その影響を受ける箇所に貫通するボルトがあれば、そのボルトを伝って内部側に外気が侵入してくる。

貫通ボルトの径φ13そのものはそれ程大きな孔でもありません。しかし個所数が多いため塵積って径を足すと意外と大きくなり侮れません。

何が侮れないのか。

壁断熱を充てん工法にする場合、柱間に断熱材を充てんします。梁桁の外側に断熱材は無く、貫通ボルト部分の孔には断熱材が入っていない。その部分から冷たい熱が壁内に伝わり、なんらかの影響から壁内で結露してしまう可能性があります。それが侮れません。

外周部には耐力面材を張り、張ってしまえば隠れて見えなくなります。見えないと壁内で何が起こっても発見ができません。結露などの発生を出来る限り無くす工夫として、外周部のボルト貫通にはカートリッジ式のウレタンフォームを充てんして断熱しています。

どれくらいの効果や、しない場合の検証はできません。しかし細かな点をしっかりとこだわり、懸念されることは事前に施工して不具合を未然に防ぐことはやっておきたい。

▼丸くぷくっとしているのが充てんしたウレタンフォーム
20200820 (58)

▼充てんする前の孔の状態
20200820 (56)

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