フラグシップでは切妻か片流れの形を基本にしていて、いずれも傾斜は南に軒が下がるようにしてあります。切妻なら真ん中か真ん中付近を尾根にして、南と北に折れる傾斜となります。
南に軒をつくることで、太陽高度の上がる暑い季節にしっかりと日射を遮ってくれます。窓から入る日差しと外壁に当たる夏の日射は強烈で、軒があれば陰を落としてくれる。陰があれば日射がダイレクトに窓や外壁に当たらなくて済みます。
南面が屋根の妻側や北傾斜の片流れになってしまうと、軒が随分と窓より高い位置にあって陰が窓まで届いてきません。そうなると日射がダイレクトに窓に当たってしまう。直接入る日差しは暑く、室内に遮光カーテンをしていてもやっぱり暑い。エアコンが効きにくい。
日射を遮ってくれる屋根の傾斜は南傾斜しかありません。もし何らかの理由で南面を妻や北傾斜屋根にするならば、窓の日射遮蔽を別の方法でやっておく必要があります。
別の方法で施工手間や設備費が嵩むのであれば、素直に南傾斜の屋根をつくれば良い。その考えからフラグシップでは「南傾斜の屋根」が基本スタイルになっています。
また南傾斜は太陽光発電の発電効率が良いため、住んでからもし搭載しようと考えられても全く問題ありません。
▼軒下にしっかりと陰が落ちているのが分かります

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