しかし仕舞って置く場所問題や日常に忙殺され飾れない問題。行事に偏らないなど様々な理由から飾る事が縮小若しくは、暮らしから無くなってしまった家庭は多い。
ただ無くすのは惜しく、季節の変わりや行事ごとの意味を伝えるために、子供たちが小さい内は五月人形やひな人形を飾りたいお客様も中には居られます。
本格的な床の間は暮らしには合わないし必要ない。普段は部屋の一部として使えて空間に合っていて、行事になれば床の間のような設えの場所に人形を飾れる。
そこは床の間をカスタマイズした場所と言うより、部屋の一部を造作によって床の間のイメージを持たせたと云う表現が合っている。
仮に季節の人形を飾らなくなった暮らし方に変われば、そこにカウンターを置いて机にする。収納家具を壁付けにして収納量を確保する。将来こんな使い方が出来ますと、打合せのときにお客様との打合せで実現した少し変わった床の間です。
床方向を切り返して直交させた床板。材料が同じでもこれだけで変化が付けられた。
壁にはシナベニヤを縦目で張り、クロスを突き付けて貼っています。シナベニヤの高さ寸法はとても悩みました。床に座った感覚で違和感が出ないように検討した結果です。
「床の間は要らないけれど、ちょっとした床が決まった場所に欲しい」このような床の間もありですね。

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