僕たちの考える造作家具の「耐久性」

「造作家具の耐久性に問題はないですか」以前造作キッチンについてお客様より質問を受けたことがあります。

造作キッチンはじめ造作家具は現場で製作しながら取り付けて行くので、職人の技術や設計の上手さに一定の能力が備わっていないと、お客様が言う耐久性は既製品より劣ることになるでしょう。

既製品には既製品の良さがあります。工場で製作され品質は均一。現場組み立てはメーカー研修を受けた専属の組立工が養生まで含めて、確実に正確に取付けて行きます。

造作家具は僕たち設計士がひとつひとつ図面を描き、大工をはじめ各職人が現場で組み立て、塗り、貼り、取り付けてようやく完成します。携わる職人が多い分品質を担保するためにスケールアップした施工図作成と現場管理が必要になります。

どちらかを選択するかはお客様の要望と好み以上に、つくる僕たちが自信をもってご提案して良いかどうかになります。お客様に「既製品にしますか?造作家具にしますか?」と聞くことはほぼありません。

耐久性とはなんでしょう。抽斗レールの強度やキャビネットの耐水性などだろうか。僕たちの考える耐久性とは「持続できるか」を標準にしています。

大工をはじめ各職人が現場でつくれる技術は無くしてはならない。その技術を無くさないために僕たち設計側にできることの一つの答えが造作なのです。本当に微力なことではありますが。

造作家具に不具合があったときに、手直しが可能な大工や建具工に廃盤はありません。技術があればいつまでも修理することは可能です。使用する材料も目利きがあれば選択に困らない。これが僕たちの考える造作家具の「耐久性」になります。

▼砺波千代の家 造作家具を施工中
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▼現場で一つひとつ組み立てて行く
20200210 (5)

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