外が終われば内部仕事でまずは屋根断熱材を入れていきます。断熱材はフェノールフォーム。優れた断熱性能を持った性質と、反面扱いが雑だと欠けて破損しやすいので丁寧に充てんします。
材料の厚みは一枚45ミリを使用します。上棟時に一枚目を敷き、室内側から二枚目と更に三枚目をタルキの間に嵌めて行きます。これら合計で135ミリ厚が構成されて完了になります。
従来の仕様から更に性能を上げるため工法を見直した経緯があり、数棟前からこの仕様として設計しています。施工手間と勿論単価も上がってはいますが、快適性と経済的なことからトレードオフと考えて採用に至っています。
断熱性能はお客様の予算に応じたグレードを設定していなく、僕たちフラグシップがコレならご提案できるぞといった理由で設計しています。工法、使用材料は価格、製品製作背景、施工手間などを鑑みています。
断熱だけではありませんが工法や材料は日進月歩。自分たちが求めるものに合致するなら、従来のものから新たなものへと切替えて設計に盛り込んみご提案して行っています。
▼室内側より2と3枚目断熱材を嵌める
▼垂れないよう当て木で押える
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