外壁に杉板を使用する場合に押さえておくこと1

砺波千代の家は外壁が全て杉板且つ無塗装です。過去に一度丸山の家で張った実績はありますが、今回は以前の材料と板材を変えました。

以前は15ミリ厚の一枚板を縦にスライスさせた台形型を使用していました。スライスは板をナナメ真二つにした木表木裏のプレーナー加工面が混ざったものです。

箇所によって紫外線の当たる木裏の板が、木目に沿ってめくれが起こったことがありました。めくれると美観が損なわれる懸念が出て来たので、検討を重ねスライスをしない15ミリ厚の板をそのまま張ることに。

そして表面仕上げはツルっとしたプレーナー加工は止め、鋸で挽いただけの荒板として最低半年の間、桟積みした天然乾燥を経た板材に切り替えています。

荒板は木表面が毛羽立っているもので、帯び鋸の挽いた跡が薄っすらと浮き出ていることが特徴です。表面が荒いと濡れた状態から雨が止み風や日が当たることで即乾きます。

但しプレーナー加工板は表面が円滑だから表面積が小さい分吸水も少ないので、荒板との乾き具合を比較するのはなかなか難しい。選択する設計士がどこにメリットを置くかで選ぶ仕上げは変わるでしょう。

フラグシップは当面荒板で行きます。塗装をする場合は防腐効果と個性を際立たせる着色を期待するキシラデコールを採用しています。塗料のノリが良く安価でDIY向きですので。

無塗装は板そのものの色が張った瞬間から退色します。出来るならば退色進行を合わせるために一気に張りたいものです。ただ一枚一枚が幅15センチと地道な作業なので、そこは無理せず焦らずが鉄則です。
20191216 (24)

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