千代の家は外壁と軒天が全て板張りと大工工事がメインです。まず一区切りで軒天の板張りが出来て、これから外壁板張りの段取りへと工程が移っています。
軒天に使用する材料は今では定番の杉板。今回は無塗装なので、予め塗装が必要なくどんどん張っていきます。節有の杉板は表面が赤と白が入り混じっていてランダムに張ります。
節が無い無節板は比較的白い板で、節がある節有は比較的赤い板になります。発注は節有ですが、数枚は白い板があり張った当初はランダムに仕上がって見えます。日が経つにつれてオレンジになり褐色と変わり、赤と差異がなくなってきるので経年変化が面白い。
塗装効果の無い無塗装仕上げは、経年変化が顕著に分かるので退色が好みでない方は塗装をすることが無難です。撥水、防腐、着色効果よりも自然なシルバーグレイ色で良いと受け入れられる人向けの仕上げです。
軒天は外壁と違い雨かかりが無い分、雨水が直接当たらずに吹き込んだ雨水がシミのようになる。はじめはそのシミ痕のが新しい分気になる。それを如何に受け入れそれが過ぎるとシルバーグレイへ向かって行きます。
全体に木が張られた仕上げは今から楽しみです。

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