畳は4方の小口があって、縁ありは畳表を2ヵ所折り曲げて縫い付けてあり、後の2ヵ所は縁を当てて床と縫ってあります。縁なしは4ヵ所全てが折り曲げて縫ってあるため、加工技術が高く難しい畳です。
また縁あり畳の一枚の寸法は幅90センチ以下、長さ180センチ以下で製作できて、縁なし畳の一枚は幅90センチ以下、長さ90センチ以下の半畳が最大の製作寸法になります。縁なしが半帖畳と言われるのはそこから来ているのでしょう。
縁なしは畳表の目が細かいのが基本。しっかりと床に縫えるように目の細かい目積の表を使います。細かい分光の反射があって市松に敷くと、違う色の表を使っているかのように互い違いに見えて面白いです。
単価は縁あり1枚と、縁なし半帖1枚は同じ。例えば6帖の部屋に敷く場合、縁なしは12枚必要なので縁ありと比較して倍の費用が必要。
縁あり、なしと雰囲気が全く異なるので空間のイメージに合う畳はどちらかを選び、たたみのある暮らしを実現しましょう。
▼縁あり畳を使った小上がりスペース

▼縁なしの畳をフローリングとフラットにしたリビング

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