屋根断熱と通気工法をとって躯体の耐久性を上げる

先日上棟した砺波市千代の家はフラグシップで標準採用している「屋根断熱工法」です。

施工方法は屋根タルキに1枚目の高性能フェノールフォーム断熱材を敷き、つなぎ目にテープを貼って気密を確保させます。その後通気層を取るかさ上げタルキを取り付けます。最後に野地板を張って屋根下地が完了になります。

屋根タルキの外側に断熱材を張るので、タルキ間充てんと比較して木部の熱橋がなく且つ隙間なく張ることが可能。さらに室内側からタルキ間に断熱材を充てんして屋根断熱の構成が完成します。

夏の日射が強烈な屋根面。断熱材を厚くすることで熱が室内へ入って来ないようにします。冬はその逆で熱が外部へ逃げないようになります。それに加えて通気層がセットで確保されていなければなりません。

屋根内側に発生する水蒸気は、通気の入口となる土台下側から外壁通気層を通り屋根通気層を通過して、棟部分から外に排出させます。この通気がないと壁内や屋根の棟などで水蒸気が溜まって木材を腐朽させ強度の低下や、カビによる人体への影響を起こさせます。

屋根通気層は厚みの確保と、入口から出口までの行き止まりのない納まりが必要です。そして出口からは雨水の侵入を防止させること。設計者、施工者と通気の仕組みを理解していてこそできる工法になります。

屋根断熱と屋根通気工法をきちん確保して、躯体の耐久性を低下させない、仕上がっては見えない設計はとても大切です。

▼屋根タルキに断熱材を敷いているところ
20191107 (3)

▼室内側から見上げた状態
20191107 (7)

▼気密テープと通気用かさ上げタルキの状態
20191107 (10)

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