現在住宅に断熱材を入れることは当然で、それとセットで断熱層の外気側に通気層を設置して「結露の発生を防止する」ことが必要になります。
窓ガラスに結露が起こるとカビなどが生え、住まいにはとても厄介なこと。それが屋根裏、壁内の見えないところで起こってしまうと、雑巾などで拭き取れないから発生させないことが大前提。
そのため「通気」を確保して小屋裏、壁内の水蒸気が流れる層をつくります。空気が通気層を行き止まりなくスムーズに流れると、水蒸気は溜まることなく吐き出され結露がおきません。
一般的に外壁は18ミリ程度、屋根は30ミリ程度以上の通気層を目安で設置することになります。そして壁内、屋根面で温められた空気は下から上へ移動する性質から、土台や下屋側から入り屋根の頂点、棟から排出されます。
空気が排出される出口と、雨水の侵入※特に台風などの暴風時の入口の箇所は同じ。専用部材や水返し等の折り返しを工夫してつくります。
通気層を確保して結露を防いで家を長持ちさせる。目立たない工法こそ重要な役割を担っています。
▼尾根の屋根板に隙間を取って通気を確保

▼下屋は外壁と当たる箇所に隙間を取る

▼外壁通気層は胴縁にしゃくりのあるものを使用する

▼棟板金を開口して通気を取る

▼雨水が入らず空気が抜ける専用部材で仕上げる

▼7月のDIYスタジオオープンは以下の日程になります!
7/12(金)13(土)14(日)15(月)9:00~/14:00~
7/26(金)27(土)28(日)29(月)9:00~/14:00~
◇利用時間と料金
9:00~12:00/14:00~17:00
※12:00~14:00までは昼食とスタジオメンテナンスのために休憩をいただきます。
3時間:2,160円/1日:3,240円(いずれも消費税込)
◇利用方法
お電話またはメールにてご予約ください。ご予約の際に、希望の日時・人数・使いたい工具などお知らせください。
作業台、工具、消耗品(ビス、釘、サンドペーパー、ボンド、マスキングテープなど)は無料で使えます。材料はご自身で用意ください。スタジオ内にある端材は無料で自由にご利用いただけます。
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