例えば屋外に既製品物置がポンとある場合に、雨の日や日差しが強い日とモノを出し入れする際は苦労します。作業時大体入り口付近で半身になるから雨で身体が濡れるし、奥のモノを出す際は一旦手前を外に出して仮置きすることさえ難しい。
外物置を設置するなら、軒下を一緒につることで格段に使える物置になります。またドアが軒下で雨に濡れなければ劣化が少なく、長く使えるようになります。
また玄関やテラスは吹き込む雨を防ぐため、なるべく低く深いほうがいい。広い軒下は理想的で家全体のバランス、使い方を検討して大きさを決めたい。
テラスや勝手口付近には人に見せたくないモノを置く場合が多い。自転車や庭掃除する道具に肥料や薪と煩雑になりやすいモノが来る。雨には濡らせられないし、家の中に持ち込むモノでもない。それらの置き場所を家と接続した軒下空間に置くと相当使いやすいです。
実際にヴィンテージハウスのテラスには薪、ダンプ、腐葉土や肥料。鍬やレーキ、てみと外で使うモノたちでいっぱいです。お客様の目に入らずに、バックヤードにあればある程度煩雑であって良い。
梅雨や秋の長雨、冬と富山の家には必須の軒下空間。キューブ型の住宅はトレンドですが、なぜ軒下が必要なのかを、住み始めると理解できるようになります。
▼バックヤードの軒下。薪にダンプにバケツにと色々と置いてあります

▼お客様に見える軒下は花を飾り、ハンモックを掛けて楽しんでいます

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