軒と庇をしっかりとって状態を整える

軒がなんのためなのかを再確認しています。

軒は屋根の先端を外壁より延ばして、雨水や降雪から外壁を守る。雨水が当たれば汚れるから、定期メンテナンス周期が短くなります。軒があればメンテ周期が短く、劣化による窓廻りからの雨漏れが限定的になります。

また夏の強い陽ざしから日陰をつくる日射遮蔽と、太陽高度が低い冬は軒下から差し込む日差しが期待できます。

外壁や雨漏れから守ることと、日差しをコントロールする軒は家の形として自然の摂理に従った素直なもの。それはあって当然と言える装置です。

基準法の斜線制限から密集した都市部では軒を出せない地域があります。この地域に限り軒ゼロは致し方ない工法で、それでも庇をしっかりとって軒に近い性能を取る設計はあります。

都市部でなく、分譲地や田園地域と斜線の影響を受けない場所で軒ゼロの家を最近は良く見かけるようになりました。家の状態を整える軒と庇の存在が置いていかれています。

仮に施主がそれを希望していれば、設計士として丁寧に説明して意味を理解してもらうよう努めたい。もし軒ゼロならば軒先や窓廻りの納まりを詳細に詰められる設計士の知識と十分な経験が必要。

デザイン、コスト抑などの観点で軒ゼロを設計士から提案があると要注意です。引渡し後から家を維持管理する立場のお客様からきちんと断ることをおススメます。
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▼軒ゼロ住宅は壁内結露と雨漏れ事故に直結したカタチ
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