造作家具の抽斗は大工さんと建具やさんでつくる

造作で抽斗をつくる場合は、大工さんと建具やさんの協働でつくります。どのようにつくられているか、興味ある方がオープンハウスでとても多かったです。

カウンターと側板から構成されるキャビネットは大工さんが造作します。カウンター材料は木、タイル、ステンレスなどあり、お客様の用途に合わせて選択。側板は材料の歩留まりと家の雰囲気から、ランバーコアか集成フリー板で組みます。

キャビネットを組む前に側板に抽斗レールは先付けしてあります。キャビネットを組んでからレールを付けると、狭い間口に身体を入れた仕事になり精度が下がる。レールを予め付けてから組む大工さんの仕事の仕方は、造作家具の理屈を良く理解しています。

抽斗レールは抽斗の底板か、側面に取り付けるパターンがあります。鍋島の家ではハーフェレの底板仕様としました。レールは当然左右対称が基本。ハーフェレのレールは機構の理解が難しかったが、可動に多少遊びがあって一度扱い方を憶えれば逆によかった。

前板は建具やさんの仕事です。設計施工図をもとに左右上下と隙間を何ミリ取るか。採寸してハンドルを合わせて、大工さんがつくった抽斗に前板を取り付けます。

前板の厚み、ハンドルの位置、塗装の有無、小口の納めと造作家具に付く建具は決めごとが多い。それが全て取り付き、室内建具と統一された面材はインテリアの感じがとても良くなります。

オープン棚と違い、抽斗はすっきりとした印象で仕上がります。

▼キャビネットに抽斗レールが付いた工程
20181108 (7)

▼抽斗に前板を貼る前工程
20181208 (2)

▼IHクッキングヒーターを除き、3段抽斗ラインを合わせた
20181215 (6)

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