敷地を読みプランニングすること

プランニングは設計業務で一番初めにする作業。

プランニングのイメージは、リビングが何帖で子ども室が2つで、サンルームが3帖と書斎に家事室など。部屋の数であり、広さであり、室の有る無。室と室をパズルのように組み合わせる、間取り図を描くことがプランニングと思い浮かばれる。

僕が考えるプランニングとは間取り図を描くことではなく、基本設計を進める前に取り掛かかる作業になります。それは、「敷地を読む」ことです。

敷地を見ないでプランニングすること。敷地を見たことがないのにプランニングを指摘することはあってはならないこと。周辺の住宅や企業、テナントがどのように建っているか。車の往来は多い少ない。土地の高低差。電柱と電線の位置がどうなっているか。

基本設計の前段取りとして、建物を建てる敷地に立ち周辺を見渡し歩く。何もない土地のどこが気持ちの良い場所で、どこに車を停めると良いか。段々とプランニングが頭に思い浮かんで来ます。

その思いを紙に落として、あーだこーだと悩み、敷地に相応しい素直なプランニングとなって来ます。その時点でお客様が要望することをある程度は盛り込みますが、ある程度は盛り込めていません。

盛り込めないのは、要望を聞かないことではなく、最初のプランニングで大筋合意があることが前提だからです。僕たちのプランニングの考えに共感して頂いて、初めてその先に進み細かな要望を設計に盛り込むようになるからです。

建てる敷地に対してどのような家がいいか。敷地を読み込む力が設計士に備わっていると、敷地に相応しいプランが出来ます。
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12月15日・16日 【予約制】完成見学会を開催します!
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日時:2018年12月15日(土)16日(日)①9:00②10:30③12:00④13:30⑤15:00
場所:砺波市鍋島(ジョーシン砺波店そば)

お引渡し前の大切な家をお借りしての見学会につき、【予約制】でご案内します。
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