伏せ図には柱が建つ位置、梁の架ける位置、土台が通る位置や材の寸法、長さ、材種、金物の種類と軸組を組み上げる情報が相当な数で表記されています。
その伏せ図は間取りを設計した設計士が描くか、外部の構造設計士に報酬を払い描いてもらうやり方があります。フラグシップでは木造2階建て以下であれば、僕が伏せ図を描き、許容応力度計算(構造計算)をしています。
ただ木造2階建てだから伏せ図を描くのではなく、間取りをプランニングするときに既に伏せ図の基本となるグリッドを描いています。
そのグリッドは2間以上飛ばさない。柱の直下率は下げないなど、一定にルールを設けたものが基本になっています。それをもとに間取りをつくり、伏せ図を作図していきます。
梁の高さと天井懐の間に100φの配管を這わす。梁見せは成を揃えてデザインする。大きく力が作用する箇所は材種を米松や集成材を用いる。これらは設計士が伏せ図を描くときに決めていくことになります。
地盤調査、基礎設計から関連する伏せ図の設計は、家一軒を設計する上でとても重要な作業になります。地震災害が頻繁に起こっている現状から、避けてはならない設計士の伏せ図作成と構造計算はこれから建てる家には外せない設計士の仕事です。
▼必要な箇所に入る筋かい

▼屋根を受ける梁は米松として同寸とした

▼金物で端部を緊結する

▼現しの梁はピッチと寸法と材種を揃えてリズミカルにした

9月の相談会は9/17から9/24まで
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