外気温が25度程度で風速2m/s以上ほどの風が吹いていれば、窓を開けて通風をとることをおススメします。しかし30度を超えてくると通風と言ってもやはり暑い。その場合は窓を閉めてエアコンを付けるといいです。
外気温が高く、更に陽ざしが窓や外壁に直接照りつけると、エアコンを稼働させてもなかなか冷えてくれません。その場合は窓の外に簾やスクリーンを付けて、日が室内に入ってこないようにするとエアコンの効きはいいです。
「遮光カーテンをつけて日射を遮る」方法は暑い陽ざしが既に室内に入ってきています。あた閉めれば室内が暗くなってしまうため、なんだか気分も暗くなる。それよりは窓の外側に簾やスクリーンをつけたほうが陽ざしは遮られるし、やんわりと日も入ります。
また新築やリフォーム工事をするならば、窓を高性能な樹脂窓にするといいです。樹脂枠は熱の移動が少ない特徴があります。外気温が高くても室内への熱移動が少なければエアコンの消費電力は少なくて良いし、室温が暑くともすぐに冷えるでしょう。
屋根、外壁、床より、窓から熱が入ってくる割合は70%ほど。窓を高性能な樹脂にするか簾やスクリーンをつけて、直接的な日を室内に入れない工夫をして暑い日を快適に過ごしましょう。
▼樹脂窓の外枠表面温度が35.7度。外気温は30.2度。

▼内枠表面温度は30.4度。温度差は枠の熱の伝わりにくさを示している。室温は28.1度。

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