最近は建具加工が機械で殆どが自動化。製作のスピードや正確さは職人がひとつひとつ造作する技術に左右されず均一な仕上がりになる。ノミやカンナで加工するのは、現場で建具を吊り込む時か社寺などにある湾曲した框の建具を作る時ぐらい。
機械で自動化と言っても何百万もする高価な加工機。一定の仕事量があるか、導入したならばどんどんと稼動させて利益を出すのも大変なことです。
住宅建築の建具のシェアは既製品が増えて造作は随分と減りました。例えば家一軒で10本ある建具の内1本造作建具があるかどうか。
フラグシップの発注など僅かだけれど、僕たちが設計で造作を採用しなければ、この工場にあるこれだけの機械は稼動も減るだろうと、見学しながら考えてしまった。仕事量として僅かですが、、、。
工場で加工する仕事を見ていると、大工の造作以上に建具の造作は仕事が細かく繊細なのだなと気がつきます。
▼加工場にて。背面にあるのが加工機。

▼ビスや金物が仕舞ってある引き手の渋い箪笥

▼機械で加工された建具


▼工場好きにはたまらない空間です

フラグシップ
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