隠れていた構造を見せるデザインは大変

年始の休業中は山小屋に籠るような勢いで、ヴィンテージハウスR322の掃除に明け暮れていました。

まずは2階。元は天井裏や壁の中に隠れていた梁や柱。何十年と積もった煤と埃は容赦なく多いです。これを箒ではたいてエアダスターで吹き、履く繰り返し。何十年の歴史を数日で掃除する作業は途方もなく心が折れます。

しかし焦らず粘り強くはDIYの基本。「今は古くて汚いが、きっと良くなる」と信じて疑わず、鼻の穴と顔は真っ黒になりながらも黙々と作業を進めていました。

1階は元座敷の現れていた梁と天井板のカビと煤埃を除去します。カビは斑点に付着していて拭き取るのに一苦労。セスキ炭酸ソーダやメラミンスポンジ、水拭きと何を使用すれば漆を残しながら落ちるかを試します。

汚れが酷く拭き取りが不可能なところは、サンダー掛けで根本的に落とします。なぜ梁や天井板に泥が付いている?過去の施工のわるいところか。とにかく脚立での上向き作業は首と背筋に負担がかかります。

この掃除をして気がついたのは、既存の梁や柱を見せるデザインは、元の状態がある程度良好でないと難しいこと。

ラフ感やヴィンテージが好きで取り入れる設計計画としていても、解体して既存が現れたときに再度検討した方が良いです。余りにも状態が悪ければ天井を張る、大壁にするなど設計変更をした方が良いから。

ただ民家の趣を残したい。それもまた文化的にいいこと。何をどう活かすか?住宅は個人のものだが、出来上がったモノは地域のモノとして価値あるかどうかまで考えて設計することは大切です。

▼漆のかかった天井板の汚れを拭き取る
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▼ひと拭きでこの汚れ。相当汚れています
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▼雑巾で丁寧に水拭き
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▼防じんマスクもこの通り
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▼煤と埃の山。この山を何回捨てたことか、、、
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