研修は2日間受講して来て、基礎講座でとやまの森の現状を座学で学ぶこと。機器を使って森の測量・調査方法を学ぶ森林調査実習が1日。植物分類を野外(森)で観察して特徴を覚える樹木分類実習が2日目。いずれも終日コースで時間みっちりでした。
中でも面白かったのは、無花粉杉と樹木分類調査。
無花粉杉はセンターで研究される杉で先日の全国植樹祭で天皇陛下がお手植えもされた「森の輝き」です。植樹するのに花粉が飛ぶ従来のタテヤマスギなどではなく、森の輝きであれば国民が悩んでいる杉花粉の花粉症対策になる。森の杉が全て森の輝きになることは50年や100年単位の気の長い話だけれど、“今“から始めることが大事。
苗の生育、個体の状態と市場で杉と同単価で出荷できるのにはまだ時間がかかるみたいですが、スピード上げて森の輝きを売っていってもらえるといい。
樹木分類は1日かけて森を歩き、植物分類先生より葉や幹からの木の特徴、見分け方を教えてもらいました。この季節は花期や実が付く樹木が多く分類しやすい。逆に落葉した冬は見分けにくい。季節を問わず分類できれば博士クラスらしいです笑。
今回は入門編で9月に実践編を控えています。森のことを学び正確な知識と情報を持ちこれからも木を使った家づくりに携わって行きたい。
▼気持ちいい~

▼無花粉杉「森の輝き」のことを学びます

▼木の高さを測る計測器

▼径を測量しているところ2センチ刻みで測る

▼お弁当と水筒を背負って森へ!

▼遠足のような感じで笑。

▼タグをつけて樹木を分類 持ち帰って復習です

フラグシップ
住所 〒939-1406 富山県砺波市宮森266
電話 0763-27-2551(不在の場合は僕の携帯へ転送されます)
ファックス 0763-37-2552
メール tachibana@flagship-style.jp
フラグシップのホームページ
フラグシップへのお問い合わせ

- 関連記事
-
-
クリスマスツリーとして使える木 2017/11/14
-
伐採した枝をチップにした後の活用術 2017/10/10
-
庭木が根付いてできること 2019/04/18
-