屋敷林の伐採から設計を考える

県内の農家住宅には家屋を囲むように屋敷林が形成されている。屋敷林に求められていた効果は季節風、積雪、温度調整、遮光と住まい(家屋)が受ける自然の力を和らげる目的でどの農家でも設置してありました。

その目的から手間が掛からず安価な杉が植えられているけれど、現代の家や暮らし方が変化したことで屋敷林自体がだんだんと機能しなくなって来ている。樹齢60年を超える木は成長が止まるので枯れや強風によって倒れ家屋に損害を与えるなど、本来の目的以上に手間のかかる問題があります。

そんな問題があるなら建て替えには樹木を植えなければいいし、分譲地などまっさらな土地なら樹木一本程度で家とカーポートが建つ感じの街でもいいのかもしれない。

ただ思うになぜ旧家には屋敷林が存在していたのか。そこをキチンと受け止めて理解しておかないといけない。

屋敷林の役割とは季節風から家を守る、積雪から家を守る、温度調整、遮光をして快適を追及する。この意味は設計するときにやっている光と風と風景を制御する窓の位置、軒の出、気持ちの良い場所、影の落ちる時間と位置。多くのことに共通していてとても驚かされます。

屋敷林は現代の暮らしに合わなくなってきているのは事実だけれど、すべてを伐採してゼロにしてしまう前にもう一度検証して本当にどうするべきなのかをお客様とともに検討できればいいなと考えています。

▼立木の頭打ち
木の中間あたりから上部を伐採する熟練山師の仕事
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▼切り株
これまでこの地を見守ってくれた木に感謝
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▼伐採ビフォー
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▼伐採アフター
空がぐ~んと広くなって敷地に光が届きます
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