その問題を解決するためにはなにをすれば良いのか?それは断熱性の確保!です。厚い断熱材を入れる。樹脂窓のペアガラスへ交換する。手法はいろいろあります。
ただ暑い寒いは人の感じ方で左右されがちですが、光熱費は毎月の家計ではっきりと出ます。折角リフォームするなら改修後の光熱費をプラン作成時に算出しておきたいのが本音。そこで昨年リノベーションした自宅の例を一部紹介します。これから工事をする人は是非参考にしてみてください。
延べ床面積67.75m2(20.5坪)2階建ての2階(一部除く)を改修。計算ソフトQPEX3.41使用。
「改修前」
Q値(熱損失係数)11.6
年間暖房電力消費量9,732kWh(暖房COP=4)
年間暖房電気料金141,113円
「改修後」
Q値(熱損失係数)2.0
年間暖房電力消費量1,461kWh(暖房COP=4)
年間暖房電気料金21,381円
シミュレーションからは119,732円の暖房費削減になる計算になります。いや~驚きだ。しかし計算は良く出る傾向だから8掛けくらいにするのが妥当かな。ここまではあくまでもシミュレーションで後は実際どうなるかが肝心です。
実際の使用量は(※下表あり)
12月281kWhに対して311kWh。
01月354kWhに対して485kWhとシミュレーションから8掛けすると概ね合ってきます。
気象条件や暖房機設定温度などの要素がバラつくと一概にコレだとは言えませんが、ある程度の目安として「これくらいになる」と思うと面白いですよね。なんとなく分かると改修する価値と意欲にもつながると思いませんか。
▼赤い線で囲った部分が断熱ライン

▼シミュレーション数値
実際の使用量を順次記録して差異を検証~

※お知らせ
<家づくり相談会>"week"開催
日時:2月4日(土)~2月12日(日)10:00~17:00
場所:フラグシップオフィス 砺波市宮森266
基本内容:土地/資金計画、プラン設計相談会になりますがDIYやセルフビルドの相談も全力でお応えしますので是非。
※ご参加は無料です。ご都合の良い時間にいらしてください。事前ご予約されるとスムーズに応対できます。
フラグシップ
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