洗面と脱衣を行う部屋を分けて考える

洗面台のある部屋と脱衣をする部屋を共有する洗面脱衣室。

水廻りを集合させることは配管経路が合理化できてコスト減や万が一水漏れしても点検発見がやり易いメリットがある。ただ使い勝手や暮らしの動線を考えると必ず近い方がいいわけでもなくなります。

暮らしをイメージしてみると、、、
お父さんが入浴中だと洗面脱衣室にある洗面台を年頃の娘さんが使えない。理由はだいたい想像が付きますよね。その逆もあり得るしお母さんと息子さんのケースでもあり得ます。朝の忙しいときに朝シャワーとなってしまえば大騒動になりかねない。

お子さんが小さい時期に家づくりを検討していると「まだ小さいし何もそこまで」となるかも知れないけれど、自分の過去を振り返ると「案外そうだな」と思いませんか。

手洗い・花に水・下洗い・歯磨き洗顔と使用時間は短いけれど洗面台を使う頻度は結構多い。それならばバッティングして使えない状態にならないように脱衣と場所を分けて動線にスムーズなところが洗面にはふさわしい場所だと考えています。

配管経路や点検で脱衣と洗面は近いところで変わりはないけれど、設計の工夫でそれぞれの関係を結びつけると格段に使いやすくなる脱衣と洗面室の間取りを組み立てられます。

▼廊下の途中に洗面コーナーを設置している
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▼その奥の廊下突き当りにある洗濯機と左に扉で仕切れる脱衣室
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▼キッチン脇にある洗面コーナー。左が脱衣室。
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▼脱衣室と洗濯室が同じ間取り
右の扉はキッチンから繋がる洗面コーナー
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▼通路から入って左が洗面で右が脱衣コーナー
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