先週末から建て方の前段取りを行い、本日無事に上棟することができました。
朝から夕方まで雲ひとつない空。風も穏やか。まさに建て方日和の1日目でした。
午後1時過ぎには屋根の一番高い位置にある梁の棟木が掛かり、
家の輪郭がハッキリと見え、イメージしていたものが想像以上に良い感じで嬉しくなりました。
この家は富山の杉を梁材に多く使っています。
構造計算の基本は杉で行い、要所に米松を使用し材料を適材適所と使い分けて
バランス良く設計してあります。
建物のサイズは4間×3間に下屋が2か所付いたボリューム。
坪数は24.5坪とコンパクトでシンプルな外観形状が特徴。
アプローチ正面壁には定番の杉下見板張りとして、外壁に陰影を付け、
来る人に好印象を与えるのが狙いです。
北側には母屋が近く接しているので、階高はかなり低めに設定してみました。
階高を下げ天井は2200ミリが標準高さです。ただズベッと2200だと空間に
メリハリがないので、勾配天井や吹き抜けを組み合わせてリズムをつけてみました。
明日以降は屋根断熱と屋根下地工事へと続きます。
図面がだんだん形になるといつもハラハラドキドキしますが、とりあえず無事に
上棟を迎えられたことに感謝いたします。
オーナーにはお昼や一服の差し入れなど、気をつかって頂き
本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします!
▼西側外観。ネームシートは道路よりバッチリ見えるところに掲げます

▼朝はこの状態で土台が伏せられている

▼2階床梁までかかった状態。通し柱だけが高く伸びている

▼屋根が出来ています。
耐力面材を当てると、一気に建物らしくなりました



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