こんな要望から9坪ある2階をリフォームすることになりました。
特に細かく仕切られた間仕切りは使い勝手が悪く、
これを今回のリフォームで解決するのが目的となった。
既存の間取りは、7帖+半帖の物入れと9帖+1帖の物入れの2間。
階段上がって突き当り両脇に、それぞれの部屋へ行くドアがありホールがとても狭く感じる。
内装はビニールクロスと複合フローリング仕上げ。
冬は床に布団を敷くと床に湿気を帯びてしまい、カビ発生に注意している。
窓はアルミサッシ単板ガラス。やはり結露が酷い。夏の夜は窓開け通風で涼しい。
お客様と相談しながら提案させてもらった内容は、
1、 内窓(YKKAPプラマードU、ペアガラス仕様)の設置。結露防止、暖涼感UP!
2、 無垢床で足元暖かくして珪藻土クロスで自然な感じを出す。
3、 照明はLEDとして省エネ効果とオレンジ色の灯りで温かみを感じる。
4、 ロールスクリーンとカーテンを統一して、インテリアを充実させ清潔感を上げる
5、 ウォークインクローゼットで収納量を増やして寝る間と繋げる
快適で気持ちのいい部屋にリフォームするなら、間取りと素材選びが重要となってきます。
ただし柱などの構造体が解体出来なく、間取りが希望通りにならない場合もあるので注意したいところ。
素材選びは無垢や自然素材を丁寧に使えば、そこそこ快適になります。
(無垢材の特徴を理解した上でね!)
内窓は気密がいいので防音効果もあり、寝室には特におすすめしたい。
仕上がった部屋を見て
「落ち着く」「ホテルのような高級感があって寛げる」「イメージ通り!」とお客様。
「これから帰ってくるのが楽しくなる」とお言葉。嬉しいです。
ありがとうございました~。
▼既存の部屋



▼部屋を仕切っていた間仕切り(収納)を解体する

▼空間が繋がって広がりが出た

▼階段上がってすぐを引き戸にして、階段室と2階を区切る。
新たな間仕切りの奥にウォークインクローゼットがある

▼珪藻土クロスに張り替える。反射する光が柔らかい。
内窓も付きました!

▼杉フローリングに米糠ワックスをかける。手伝ってくれてありがと~。

▼完成!



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