杉を使った外壁の工法を新たに試してみる

以前杉下見板の留める釘のことを記事にしましたが、
毎月購読している新建ハウジングプラスワンという業界誌の最新号で木の外壁特集がされていた。
僕のブログとタイムリーにシンクロしたので調子に乗ってもうひとつ書きます笑。


現在施工している杉外壁仕様は、チャレンジ的な要素がありその後の経年変化をみて
使用するのに問題なければ、提案して行こうと考えています。

素材は無垢の木。いつものとやまの杉です。

天日干しした天然乾燥材。
天然乾燥なので木肌が綺麗で割れがなく塗料の載りがいい。ただ、含水率は機械乾燥よりも
高い為に張った後に太陽光線で割れやねじれ、収縮が起こり、美観を損ねる懸念がある。

含水率、天然乾燥は30%弱。機械乾燥は18%くらい。
※天然乾燥は窯へ入れる機械乾燥よりも燃料費が抑えられる。ただし干す期間が必要。

材の表面は鋸で挽いただけなので、毛羽立ってざらざらしています。
通常はカンナを掛けて、つるつる綺麗に仕上げた品物が多いけれど、加工工程が一つ少ない
ため単価を下げられる。外壁材の選択幅を広げたいことが狙い。

板を張ったあとは、無地の綺麗な桟(押し縁)を継ぎ目に重ねるように取付ける。
押し縁が継ぎ目を覆い隠すので、板が収縮しても表面的には美観が保たれるようになります。

仕上げの塗装は防腐防カビ防虫効果のあるものを使用。
これはこれまで使っている塗料と同じだけど、紫外線や雨水による褪色があるので
一定期間で塗り重ねる必要がある。

施工面とコスト、仕上がりの良さと経年変化などを総合的にみて判断しますので、
下見板張り以外の選択肢として可能になるまで、しばらく待っていてください。
またご報告します。

▼天然乾燥中の材料 出番を待ちます


▼板を張った状態。継ぎ目は透かされている。既に表面が割れた板が有る。
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▼押し縁を取り付けた状態。下見板同様に鉄釘で表面から打ち付けて留める。
160331 (38)

▼お客様の家で出来ないことを、実家の改修工事でチャレンジ。


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