訪問する目的として基本的に決めていることがあり
■収納や設備機器などの使い勝手は問題ないか
■水道や排水は漏れなく使えているか
■暖涼感(暑い寒いの感じ方)はどの程度か
■家事動線はスムーズに機能しているか
■光熱費はどれくらいか
■家族は元気で健康に過ごしているか
など。
その他含め、僕が設計したものが考えていた通りになっているかどうか?
暮らす上で心や身体にストレスはないか?を知るために
引渡し後の数か月、1,2年後には点検を兼ねて必ず足を運ぶようにしています。
伺った1月末は寒さが厳しいので、エアコン暖房が十分効いているか身をもって知りたい。
これが今回行って来た最大のミッション。
正式な位置決定の片付けはまだ先のようでしたが、
▼ウォークインクローゼット上手く収納されている

▼最上段の奥行きはもうちょい深くても良かったかな~

▼2階室温は19.6度(外気温は7.8度)ぽかぽか日和の1日

▼サーモカメラで撮影 床と勾配天井の温度が均一

確実な断熱気密施工を現場でやれば、ちゃんと性能が発揮されることが分かった。
家の中で1・2階の温度差が2度程度で収まっていれば性能上はOKとしています。
▼建具枠とクロスに隙間が起こっていた。

暖房乾燥して枠が縮むとこんな感じで仕上げ材に変化が表れることがある。
これは無垢を使うといたし方ない状態です。
このような変化に対して大らかに捉えてもらうことが出来れば、材料に無垢や自然素材を選択します。
これから長く使って行く家が、どんな状態に変化するのか、オーナーはどう使ってくれるか。
設計した者としてそれらをつぶさに観察して、次のお客様へ繋げる設計をする。
また1年後に状況を見に行きたいと思います。
お忙しい中時間をとって頂いたオーナーには感謝です!
『お知らせ』
2月の家づくり相談会の予定です。※無料
(2/6(土)枠はいっぱいとなりました。)


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