耐久性があって経済的、SDGsの観点でも地元材料の杉を使った家づくり

高岡市/柴野内島の家では外壁板張りの工程へと進んでいます。使用する板は県産杉の節有。仕上げは無塗装打ちっぱなしで経年変化が楽しみなデザイン。全体を板張りとしてポーチに白漆喰を部分で組み合わせる外観は素朴で、終盤に植える緑が活きる外装になります。材料は屋外で自然乾燥させた杉板。含水率は20%前後で抜け節死に節を省いたもの。表面仕上げは帯鋸で挽いた荒木の状態で張っています。以前のプレーナー仕上げから数年...続きを読む >

外壁の杉板を横に張る工法「下見板張り」を解説

富山市/石金の家では外壁工事を順に進めています。今回の外壁仕上げはガルバリウム鋼板Kスパン張りと杉板による下見板張りの2種類を採用したデザインにしています。ガルバリウム鋼板は板金工が張る仕事で、杉板による下見板張りは大工さんの仕事となりそれぞれの職種がそれぞれの分担で外壁工事を進めて行きます。下見板張りに使用する杉板一枚の寸法は、厚み15ミリ働き幅は18センチ。長さは4メートル弱。天日干しした天然乾燥材...続きを読む >

杉板外壁の5年後を点検で見てきました

週末は砺波/鷹栖の家に5年目点検に伺って来ました。外壁は1階から2階妻側まで張り上げた杉下見板のキシラデコール塗り。当時の板は表面がツルツルに加工された下見板を使用して、それにシルバーグレー色を2回塗りで仕上げてあります。竣工後5年経過した杉下見板はなかなか良い感じの風合いに変わっていました。もともとあった鮮やかなシルバーグレーの面影は殆どありません。木そのものの自然な状態に5年経ってより近づいたように...続きを読む >

一年半経過した外壁無塗装杉板の今の状態

砺波/千代の家に使った外壁は杉板無塗装。お引渡ししてから一年経過したタイミングで定期点検と合わせて外壁の変化をチェックして来ました。無塗装の杉板は最初こそ木そのものの色がはっきりと出て明るく肌の色に近い。それが雨風と紫外線に当たることで徐々に変化が現れてきます。変化は外壁一様にキレイに統一されたものではなく、雨風の通り、軒の出、方角、窓回りと場所場所によって全くことなった表情に変わります。相対的に...続きを読む >

外壁に杉板を使用する場合に押さえておくこと3

外壁に杉板を張る選択をしたなら、使用する材料そのものが劣化しにくいように工夫をする必要があります。降雨によって板が濡れるのは当然で、雨が上がり晴れや曇りの日に濡れた板がしっかりと乾くことで、劣化の進行を抑えられます。そのため大前提になるのが軒の出です。2階の屋根なら最低でも軒側妻側共45センチは出したい。雨は横から吹き付けるため出幅は出来るだけ長い方がいいです。そして板材と外壁の間に層を取ること。そ...続きを読む >

外壁に杉板を使用する場合に押さえておくこと2

外壁に木を使用する=腐る+朽ちるとイメージを持つ方は多い。だから施工性の良い窯業系と金属系サイディングがハウスメーカーや工務店から提案され、お客様は結局選択することになっています。本当に腐って朽ちてしまうのか?それが20年30年のスパンで言われているのであれば、サイディングを選択しても同じことです。外壁であればどの材料を選択した場合でも10~15年経過すれば何らかのメンテナンスが必要です。要は塗装とシーリ...続きを読む >