外壁に杉板を使用する場合に押さえておくこと3

外壁に杉板を張る選択をしたなら、使用する材料そのものが劣化しにくいように工夫をする必要があります。降雨によって板が濡れるのは当然で、雨が上がり晴れや曇りの日に濡れた板がしっかりと乾くことで、劣化の進行を抑えられます。そのため大前提になるのが軒の出です。2階の屋根なら最低でも軒側妻側共45センチは出したい。雨は横から吹き付けるため出幅は出来るだけ長い方がいいです。そして板材と外壁の間に層を取ること。そ...続きを読む >

外壁に杉板を使用する場合に押さえておくこと2

外壁に木を使用する=腐る+朽ちるとイメージを持つ方は多い。だから施工性の良い窯業系と金属系サイディングがハウスメーカーや工務店から提案され、お客様は結局選択することになっています。本当に腐って朽ちてしまうのか?それが20年30年のスパンで言われているのであれば、サイディングを選択しても同じことです。外壁であればどの材料を選択した場合でも10~15年経過すれば何らかのメンテナンスが必要です。要は塗装とシーリ...続きを読む >

外壁に杉板を使用する場合に押さえておくこと1

砺波千代の家は外壁が全て杉板且つ無塗装です。過去に一度丸山の家で張った実績はありますが、今回は以前の材料と板材を変えました。以前は15ミリ厚の一枚板を縦にスライスさせた台形型を使用していました。スライスは板をナナメ真二つにした木表木裏のプレーナー加工面が混ざったものです。箇所によって紫外線の当たる木裏の板が、木目に沿ってめくれが起こったことがありました。めくれると美観が損なわれる懸念が出て来たので、...続きを読む >

下見板張りの施工方法と注意点

杉木の家の1階外壁は杉下見板張りで仕上げて行きます。もちろんとやま県産材杉です。下見板は1枚の幅が18センチで重ね代は3センチ取ります。実際に見える幅は15センチとなり、下側から一枚一枚を張り上げて丁寧に仕上げます。軒天と似ている施工手順です。紫外線や雨水に晒される木は必ず収縮しますかあら、板には予め塗装をしています。収縮した場合に重ね代の素地が現れても見た目が損なわれません。理想は1回を張る前に塗り、張...続きを読む >

軒天に木を張ってアクセントをつける

外観を見上げると、意外と目に飛び込むのが軒天です。防火準防火地域以外であれば軒天に木を張ることが可能で、指定地域から外れれば標準採用している杉板。作業所で予め塗装をした幅10センチの杉板を、大工さんが一枚一枚丁寧に張って仕上げて行きます。街の新築を注意深く見ると軒天に木を張る家は少ない。ボード状になった不燃の防火板に白ペンキ仕上げが多く、創業時のフラグシップもそうでした。なぜ木を選択しているかと言え...続きを読む >

軒天に張る材料は家の印象を決定づける

軒天と聞いて直ぐに分かる方は実は少ない。どこのことか。地面から見上げた時に目に入る軒先の裏が軒天、または軒裏と言います。裏より天が良いので、僕は軒天と呼んでいる。軒の出が大きいと軒天の面積が増えて、軒に包まれた家になり、家のプロポーションがぐっと良くなる。そしてその軒天にどんな材料を使って仕上げるかは、外観の印象を決定づける重要なポイント。現在の仕上げは杉羽目板を張り、防腐防虫塗装をしています。羽...続きを読む >