家づくりで僕たちが大切にしているジェンダー性的マイノリティに捉われないスタンス

家を持つ建てるのはいつの時代も夫婦と子ども二~三人のご家族が主役でしょうか。世の中大多数はその層が圧倒的で、フラグシップオーナーもいわゆる一次取得者がほとんどです。ただ僕たちはそのご家族が多くを占めていたとて、家づくりにおいては夫婦と子どもご家族を大きく取り上げるようなことはしておりません。世の中には様々な人がいてシングルもひとり親もシニアも子持たずもパートナーもLGBTQもアンドロジナスもいます。ど...続きを読む >

「高岡/柴野内島の家」ホームページ建築実例に掲載しました

今年夏に竣工した高岡/柴野内島の家をホームページ建築実例に掲載しました。延べ床面積102m2、30坪の2階建て。外観は切妻屋根に下屋を足したシンプルな構造に、外壁は県産杉板と白漆喰の普遍材料定番で仕上げた爽やか且つ経年変化が楽しみな家になっています。一階はダイニングキッチンを中心にリビングをとっています。ダイニングテーブルからは近景に田んぼと遠方にある山がテラス窓から良く見えて気持ちがいい場所。リビン...続きを読む >

問い合わせ、質問する側として何を望んでいるかがわかるようにお願いします

「出来るだけ工事費を安くしたくDIYはできますか」「リフォームするといくらでできますか」最近立て続けに質問なのか問い合わせなのか、一文で理解が難しい応えを返さなくてはならないことに迫られています。連絡をくれる相手の素性が見えないことはことさら返信を難しくしていてなかなか困ったものです。「出来るだけ工事費を安くしたくDIYはできますか」については、自宅なのかお店なのか小屋なのか持ち家なのか貸家なのか。安く...続きを読む >

木と鉄骨を組み合わせた階段手すりですっきりとさせる

階段手すりは階段を昇降するときに手を添えたり握ったりする部分。また2階ホールから階段吹抜けを介して1階への落下防止も兼ねているのが手すりの役割です。建築基準法では床面から1メートル以上上がる場合は手すりの設置義務があります。手すりはその高さ規定のみで、握り易さなど形状は法律上特に問わない。添えるのか握るかは建築士の判断にゆだねられています。僕が設計する上で手すりに求めることは、2階から降りる際に誤って...続きを読む >

高岡市/柴野内島の家では大工工事が鋭意進行中

高岡市/柴野内島の家では大工工事が鋭意進行中です。主には造作家具をつくりながら壁や天井石こうボードを張っています。間仕切りを兼ねている家具が数か所あり、なかなか難しい設計に常に応えてくれる大工には感謝です。そしてようやく階段がかかりました。柴野内島の家では踏み板、蹴込み板とも狂いが極力少ない杉積層材で造作して、それらを支えるささら板※側板とも言う、は杉の無垢材を使っています。無垢、杉積層材の足触り...続きを読む >

高岡市/柴野内島の家は仕上げ及び造作工事を行っています

高岡市/柴野内島の家は仕上げ及び造作工事を行っています。仕上げ工程が進むにつれこれまで描いてきた詳細図が形になる瞬間。上手く納まるところにもう一息なところと、日々変化する現場は楽しいものです。床張りを終えたあとは天井板張りが始まっています。板を張るのはリビングダイニングの天井。化粧として現しになる構造梁の間に杉板を張って行きます。板は同じ幅のようでコンマ何ミリの違いや、板同士を嵌めこむ加減に強い弱...続きを読む >