工事最後はオーナーと一緒にオイルフィニッシュで仕上げる

砺波/青島の家は最後の工程をオーナー自ら行うDIYで仕上げてもらっています。DIYは米ぬかから抽出したオイルを使ってフローリングに建具に家具に、無塗装の材料にツヤと少しの防汚効果を与えられるオイルフィニッシュを塗ります。オイルフィニッシュ成分は植物由来100%の油脂。誤って舐めても大丈夫なのと溶剤が0で臭いがなく換気が不要。安心で気軽に扱えるのはDIY向きで子どもが作業に参加しやすく、工事中はもとより入居後の...続きを読む >

造作家具を得意としている工務店に欠かせない積層杉柾集成フリー板

造作家具をつくるときに使用している材料に杉積層材があります。これは射水市のプレカット事業をしている工場で加工された「県産杉」を用いられた積層材になります。表面仕上げは真っ直ぐ木目の通る「柾目」※まさめで節はありません。一枚板の規格寸法は幅600,長3,950mmになり縦方向継目無しはとてもキレイ。多用する赤松集成フリー板と比較するとこっちは縦方向継目有りで、杉積層材の方が杉木目も相成って上品な印象です。価格...続きを読む >

情緒的な階段が日常にあるといいですよね

砺波/青島の家では引き続き大工工事による内部造作真っ最中です。造作の連続とは壁ボードを張りつつ天井ボードを張りながらの家具を造つくって仕上げてくる。あちらを立てないとこちらが立たないし、こちらを組まないとあちこちを寄せれない、、、と文字にすると大変ややこしい。そして僕の中で住宅の見せどころ第一位常連なのが階段です。上下階をつなげる階段の魅力は、階段に絡んだ家具や収納、手すりなど機能と情緒をどのよう...続きを読む >

造作家具のつまみ、取っ手に真ちゅうとステンレスを使う

手や足に触れるところにはなるべく木を使うように設計しています。ただどこもかしこも木、木、木となると妙に野暮ったく仕上がってしまう。木ではないけれど無垢で捉えれば真ちゅうやステンレスも有り。真ちゅうは永く使い込めば味わい深くなるし、ステンレスは汚れが含浸することがなくサッと拭けていつまでも綺麗で清潔な素材です。造作家具で建具やさんが製作する扉や抽斗のつまみに取手をそれらの素材に使い分ける。玄関収納等...続きを読む >

造作キッチンの抽斗は金物レール選びがポイント

システムキッチンでは当たり前に装備されている抽斗。その抽斗を造作キッチンであってもしっかりとつくることは可能です。フラグシップでは家具やさんではなく、大工、建具工で製作する造作キッチンはその殆どを現場でつくっています。造作キッチンでは収納扉を、抽斗か開き戸かはたまたオープンと3パターンが提案できます。金額では抽斗が金物レールと造作手間から高くなり順に低くなります。今回はお客様の要望で多い抽斗をどの...続きを読む >

ガス衣類乾燥機の乾太くんを造作家具にビルトインで納める

ジメジメする梅雨時期に大活躍するガス衣類乾燥機。新築や大改修リフォームであれば本体寸法の大きなガス衣類乾燥機を造作家具にビルトインで納めることが可能です。使い勝手を考えると洗濯機と並びで設置する乾燥機。洗濯機と幅奥行ともほぼ同じの寸法は縦並びであれば上の空間を無駄なく使用できます。都合よくないのは庫内奥が届きにくいこと。そして奥にあるフィルターが遠くメンテはつらい。身長が高く踏み台を使用すればOKも...続きを読む >