一階と二階の壁の位置を揃えた耐震補強は素直でバランスがいい

築古の中古住宅でかなりの確率で見受けられる耐震性能に問題あるケースは、二階の壁直下に一階の壁がないことです。一階と二階の上下壁線が一致する割合のことを壁の直下率と言っています。壁がないと独立化粧柱でない限り柱が立つことはなく、柱が無ければ筋交いも入らないため構造としては不安定な状態になりやすい。それを補うため太い梁を入れて構造設計をしても筋交い、面材などの耐力壁となる壁が存在していなければ、強い揺...続きを読む >

中古住宅購入を検討されている方は、ぜひ耐震補強工事を行って欲しい

建築基準法が制定される昭和25年以前の古民家、新耐震基準法以前の建物、品確法以前の建物とその年代別で異なる耐震性能。阪神淡路大震災からは17日で28年が経ちました。その都度制定される基準以前から建っている古民家、中古住宅はそのときOKで良く、今の建築基準法耐震性能に合っていなくても現状のままで住むことは問題になりません。ただ問題になるのは地震が起きたときです。地震が原因で建物が倒壊することで人の命が奪われ...続きを読む >

72坪の空き家を23坪に減築した見学会を7/23、24開催

中古住宅、空き家を購入したあと手の入れ方は二通りある売りに出ている物件を買って住む場合、あまり費用を掛けずに入居するか住宅ローン融資等を受けて大規模にリノベして住むかの二通りが多いです。※リフォーム済物件を除き。大規模リノベの詳細は屋根、外壁、基礎、窓、断熱、住設、仕上げ、外構と一棟全てをリノベーションすること。そこに建物の坪数大小は関係ありません。実家か祖父母の家と自分たちにゆかりある建物ではな...続きを読む >

空き家購入から工事完成まで空き家リノベーションでかかった費用

分譲地で新築することではなく中古住宅、空き家を買うことが自分たちのスタイルに合っている。感覚的、直感的な気持ちに明確な理由がなくても素直に従って良いように感じます。ただ中古住宅、空き家を買ってリフォーム、リノベーションをしたいけれど費用感が全く掴めない。そう考えはじめるとなかなか前に進めず結局断念するか、分譲地で建築条件付きの新築を建ててとなっていませんか。僕が考えるヒトが住む基本的なことに断熱気...続きを読む >

大工工事完了後は床下に潜って掃除と点検を同時に行う

4月から取り掛かり始めた大工工事がようやく終わり、仕上げ工程へと移る富山市/石金の家は新築と同様に基礎断熱工法としました。基礎断熱は床下が断熱されていて外気に触れず気密化された空間です。気密が取れていると空気、風の移動はなく密閉された状態になり一定温度が保たれるのが特徴。密閉な状態であるが故に、基礎コンクリートから出る水蒸気が床下に充満しカビや結露へ繋がる場合があります。床下を閉じた状態から早い段...続きを読む >

富山市/石金の家仕上げ工事が着々と進めています

富山市/石金の家リフォーム工事は内部大工工事がそろそろ終わりそう。仕上げ工事の職人が徐々に日替わりで現場へ来てくれています。まずはタイル。タイルを貼るところはキッチンと洗面台、手洗器の3カ所。カウンターと壁立上りにモザイクタイルとボーダータイルの2種類を使用します。タイルの色、柄はお客様と打合せをして決めたものを貼ります。カウンターにタイルを貼る場合は殆どが造作となります。大工さんが木や集成材で組ん...続きを読む >