「高岡/柴野内島の家」ホームページ建築実例に掲載しました

今年夏に竣工した高岡/柴野内島の家をホームページ建築実例に掲載しました。延べ床面積102m2、30坪の2階建て。外観は切妻屋根に下屋を足したシンプルな構造に、外壁は県産杉板と白漆喰の普遍材料定番で仕上げた爽やか且つ経年変化が楽しみな家になっています。一階はダイニングキッチンを中心にリビングをとっています。ダイニングテーブルからは近景に田んぼと遠方にある山がテラス窓から良く見えて気持ちがいい場所。リビン...続きを読む >

造作家具を得意としている工務店に欠かせない積層杉柾集成フリー板

造作家具をつくるときに使用している材料に杉積層材があります。これは射水市のプレカット事業をしている工場で加工された「県産杉」を用いられた積層材になります。表面仕上げは真っ直ぐ木目の通る「柾目」※まさめで節はありません。一枚板の規格寸法は幅600,長3,950mmになり縦方向継目無しはとてもキレイ。多用する赤松集成フリー板と比較するとこっちは縦方向継目有りで、杉積層材の方が杉木目も相成って上品な印象です。価格...続きを読む >

天井に板を張るデザインで考えていること

砺波/青島の家では大工造作がまだまだ絶賛進行中です。これからは造作家具を製作しつつ天井、壁石こうボード張りが同時進行になります。石こうボードにはクロス貼をして仕上げてクロス貼の以外は板張り仕上げの仕様です。使用している板は杉節ありの羽目板です。天井に張る羽目板はフローリングより一枚の幅が小さい寸法になります。これを一枚一枚順番に張って仕上げます。羽目板を張る天井はその他の天井高さより上げた設計にし...続きを読む >

無垢フローリングを張るときに押さえていること

砺波/青島の家ではフローリングを張りはじめています。床一面が木になると室内は一気に木の香りに包まれてきます。この後は傷がつかないように養生をするためクリーニングまでしばらく隠れてしまいます。今回の床材はとやま県産スギの節有です。定番なスギも資材高騰している建築資材の中では今のところ値上げ幅は小さく、その他広葉樹やメーカー品と比較して提供、提案しやすい。フローリング寸法は幅160ミリ厚み15ミリの無塗装...続きを読む >

砺波/青島の家 下見板張り進行中

毎日毎日暑い日が続きます。35℃を超える屋外作業はさすがに身体への危険があります。そのような状況では無理をしないことが鉄則で、何事も慌てず気持ちはゆっくりと。砺波/青島の家では炎天下の中外壁工事を少しずつ進めています。今回の外壁仕上げは下見板張りとガルバリウム鋼板の組み合わせでデザインしました。下見板はとやま県産材の杉節有で、一枚一枚大工さんの手によって張って行きます。板には防腐防カビ塗装を予め二回...続きを読む >

軒天に羽目板や木を張って仕上げる理由

砺波/青島の家では外部仕上げ工事が着々と進行中です。ちょうど軒天羽目板を大工さんが張る工程に差し掛かりました。軒が出た裏側のことを軒天または軒裏、軒下と呼びます。家を見上げると目に入ってくる軒天。外観デザインを決める要素としてボイント高めなのが軒天で、そこの仕上げに木を使うのがフラグシップスタイルです。木の多くは杉節有羽目板で表面毛羽立ちのあるラフ板を使用します。それに防腐防カビ防虫効果のある含浸...続きを読む >