中古リノベーションの時代に応えられる設計施工工務店の在り方

先日昭和30年代に建築された住宅の現況図を作成するにあたり二人で測量を行ってきました。とても寒く厳しい日でしたがこれまで営まれてきた家の歴史に感謝しつつ調査を行いました。現況図は巻き尺やレーザー距離計の道具を使って柱壁の長さ、基礎屋根の高さを測定してまわります。測定自体はアナログ手法で行い、家が大きいと半日では完了しません。今回も屋外に雪もあったことで二日間に分けての測量となりました。1989年平成元年...続きを読む >

家づくりで僕たちが大切にしているジェンダー性的マイノリティに捉われないスタンス

家を持つ建てるのはいつの時代も夫婦と子ども二~三人のご家族が主役でしょうか。世の中大多数はその層が圧倒的で、フラグシップオーナーもいわゆる一次取得者がほとんどです。ただ僕たちはそのご家族が多くを占めていたとて、家づくりにおいては夫婦と子どもご家族を大きく取り上げるようなことはしておりません。世の中には様々な人がいてシングルもひとり親もシニアも子持たずもパートナーもLGBTQもアンドロジナスもいます。ど...続きを読む >

古民家でもエアコン暖房だけで十分に暖かく過ごせるように改修する

「古民家は寒いのが当たり前」ではなく、適切に断熱改修を行えばエアコン暖房でしっかり暖まる家をつくることができます。適切とは家の省エネ性能に係わる国の基準に断熱等性能等級というものがあり、その等級を富山県の地域区分で6以上を目指した設計をすることになります。等級6の設計は使用する窓(ガラス)断熱材から細かく計算した、外皮平均熱貫流率UA値と冷房期の平均日射熱取得率ηAC値の数値から決まります。その設計を基...続きを読む >

寒い朝に井戸ポンプが凍結してしまい水が出なくて困ったこと

最低気温が氷点下2~4度を下回ってくると、水が出ない、お湯が出ないと凍結不具合があちこちで起こっています。北風であらゆる金属は特に冷やされてしまうようで、一日中氷点下と異常なほど寒いのはいつぶりでしょうか。フラグシップのビンテージモデルハウスは井戸水を生活水として利用しています。その恩恵は計り知れないもので自然の恵みに毎日感謝しています。井戸水は電気式ポンプで汲み上げて各蛇口へ繋げて使っています。ト...続きを読む >

問題を抱えている中古住宅リノベーションは減築で解決できる

富山県、とりわけ僕たちがお手伝いすることの多い呉西地域の、築古中古住宅は建物の面積がとてつもなく大きいです。かなりの頻度で同じことをお伝えしていて「また」と言われてもおかしくありませんが現実そうなのですから。大きい理由は中古住宅が元農家さんの住まいであること、三世代で住むことが前提だったこと、広い敷地で大きな家を建てられる土地があったこと、建物の大きさが家の象徴、様々な歴史があり当時はそれで良かっ...続きを読む >

中古住宅購入を検討されている方は、ぜひ耐震補強工事を行って欲しい

建築基準法が制定される昭和25年以前の古民家、新耐震基準法以前の建物、品確法以前の建物とその年代別で異なる耐震性能。阪神淡路大震災からは17日で28年が経ちました。その都度制定される基準以前から建っている古民家、中古住宅はそのときOKで良く、今の建築基準法耐震性能に合っていなくても現状のままで住むことは問題になりません。ただ問題になるのは地震が起きたときです。地震が原因で建物が倒壊することで人の命が奪われ...続きを読む >