断熱性能の肝「壁内で隙間が無い」施工精度が専門技術者によって安定していることがセルロースファイバー採用理由

砺波/青島の家では外壁に断熱材を入れる工程となりました。現在標準採用しているセルロースファイバーを壁内に充てんして行きます。セルロースファイバーは天然繊維からなる断熱材で、ミスプリや未出荷の新聞紙をリサイクルしたもの。古紙を細かくした上でホウ酸を含有させて専用機械を使って壁内に吹き込むように充てんさせます。圧送する専用機が一定圧をかけて表面に張ったシートをパンパンに突っ張るくらいセルロースを詰め込...続きを読む >

外壁と屋根に通気層を取って性能をあげる

外壁や屋根の内側に層を設ける通気工法は、夏と冬で担う役割は少しだけ違う。夏は外壁と屋根には容赦ない日射が照りつけてとにかく表面温度が高くなります。外壁、屋根仕上げ材のガルバリウム鋼板や木、左官、サイディングによって照りつける日射からの表面温度は多少高い低いはあります。仕上げ材によるあまり大差ない温度であっても、仕上げ材の内側に確保する通気層は必ず必要です。通気層は入口と出口があって常に空気が流れて...続きを読む >

壁断熱セルロースファイバーを吹き込む前にしておきたい工程

高岡市/柴野内島の家は断熱工事工程となっています。断熱工事中は作業が錯綜しないよう大工さんその他工事はお休みになります。今回もこれまでと同様に壁断熱にはセルロースファイバーを吹き込みします。セルロースファイバーを壁に吹き込む前は、電気配線、換気扇、水道ガス配管、壁掛けテレビ等の下地、構造金物と壁内に入るあらゆる工事は全て完了しておく必要があります。もしそれらの前工程が完了していないと吹き込んだセル...続きを読む >

どんな家が建てられるかを即日で設計する道場 福岡博多編

師範秋山東一氏が提唱する設計手法「パタンメゾット」を鍛錬する秋山設計道場の11月は、福岡県博多市で活躍しているでんホームさんで開催されました。今回の博多で2021年最後の道場。懇親会はどことなく忘年会気分でした。博多は思いのほか行きやすいエリアで、小松空港から行は2時間弱と戻りは1時間ちょいフライト。空港から博多へは地下鉄で2駅とこんなに近いものかと発見です。行程はでんホーム設計施工2年目オーナー宅見学から...続きを読む >

工事中に現場を確認してもらいながら打合せをする

着々と進行中の富山市/石金の家は外壁下地から板張り、ガルバリウム鋼板Kスパン張りの準備と取りかかっています。雨が一週間降り続いた先週からようやく晴れ間がのぞく天気は暑いながらも雨よりはいいでしょう。工事進捗がある程度進み、床下地ができて難なく歩行できればお客様と現場打合せをしています。床ができると窓、天井と高さの感覚がある程度掴めて、これまで図面の確認だけだった高さを現地で実感することが可能になり...続きを読む >

富山市/石金の家にて工事中の家を見学できる現場見学会を開催します

2月より着工している富山市/石金の家リノベーション工事の現場見学会を開催します。工事中の現場が見られるタイミングは「今」しかありません。工程が徐々に進むにつれて天井裏、床下、壁の中は見る機会はなくなります。もちろん住みながら天井裏などを見ることは殆ど無くほぼ隠れた場所。仕上げ材のように華やかさはないものの隠れてしまう場所と脇役ながら、家の性能をと暮らしやすさを左右する大切なところです。見学してもら...続きを読む >