
雪庇(せっぴ)で雨樋が破損することがあります
2023/02/08 (Wed) 21:00
立春が過ぎてからは少しずつ寒さが和らいできた感じで気持ちは穏やか。昨年同時期は積雪50センチありまだまだ冬真っ最中でしたが、残り2週間の積雪はどの程度で収まってくれるでしょうか。積雪による雪の影響から建物に何らかの被害、損傷がたまに起こります。一番多い事例は雨樋の損傷、破損になります。僕たちフラグシップはガルバリウム鋼板でできた雨樋を標準で使わせて頂いています。ガルバリウム鋼板は退色変色がほぼなく、...続きを読む >

砺波/青島の家 下見板張り進行中
2022/08/01 (Mon) 21:00
毎日毎日暑い日が続きます。35℃を超える屋外作業はさすがに身体への危険があります。そのような状況では無理をしないことが鉄則で、何事も慌てず気持ちはゆっくりと。砺波/青島の家では炎天下の中外壁工事を少しずつ進めています。今回の外壁仕上げは下見板張りとガルバリウム鋼板の組み合わせでデザインしました。下見板はとやま県産材の杉節有で、一枚一枚大工さんの手によって張って行きます。板には防腐防カビ塗装を予め二回...続きを読む >

積雪を考慮した設計ルールを決めています
2022/02/09 (Wed) 21:00
降った雪の融ける速度が少し早くなってきている2月。例年通りであれば20日くらいまでがまとまった積雪。とすればあと10日で春。もうすぐそこです。雪が融けはじめると地面や建物が現れて、以前と違った不具合、事象が出ている可能性があります。例えば雨樋が破損している。瓦がずれている。外壁が凹んでいる。庭木が折れている等。不具合の発見が遅れないように、天気が良いは家の外回りをゆっくりと廻り点検して無事を確認してお...続きを読む >

換気扇フードは網付きと網なしを使いわけておく
2022/01/18 (Tue) 21:00
トイレにキッチンとその他数カ所に24時間換気扇など、家の至るところに換気扇が設置されています。室内の壁には換気扇本体が設置してあり、外壁には換気フードを取り付けてあります。フラグシップの24時間換気システムは第三種換気設備で自然給気、機械排気が標準です。新鮮な空気を室内に取り込む給気に対して、室内の淀んだ空気を屋外へ出す排気は空気の流れが真逆。空気の流れに合わせて換気フードを選ぶと、将来のメンテナンス...続きを読む >

外壁の杉板を横に張る工法「下見板張り」を解説
2021/08/19 (Thu) 21:00
富山市/石金の家では外壁工事を順に進めています。今回の外壁仕上げはガルバリウム鋼板Kスパン張りと杉板による下見板張りの2種類を採用したデザインにしています。ガルバリウム鋼板は板金工が張る仕事で、杉板による下見板張りは大工さんの仕事となりそれぞれの職種がそれぞれの分担で外壁工事を進めて行きます。下見板張りに使用する杉板一枚の寸法は、厚み15ミリ働き幅は18センチ。長さは4メートル弱。天日干しした天然乾燥材...続きを読む >

杉板外壁の5年後を点検で見てきました
2021/05/24 (Mon) 21:00
週末は砺波/鷹栖の家に5年目点検に伺って来ました。外壁は1階から2階妻側まで張り上げた杉下見板のキシラデコール塗り。当時の板は表面がツルツルに加工された下見板を使用して、それにシルバーグレー色を2回塗りで仕上げてあります。竣工後5年経過した杉下見板はなかなか良い感じの風合いに変わっていました。もともとあった鮮やかなシルバーグレーの面影は殆どありません。木そのものの自然な状態に5年経ってより近づいたように...続きを読む >