木製サッシはこんなテクニックが可能

施工だけを手伝わせてもらった家で、なかなか面白い(難しい)仕事を
したのでここでちょっとご紹介です。

以前の記事はこちら
teramachi150521-024.jpg
木に仕掛けをしていたものは、玄関戸の引手となりましたー。
ケヤキを使ったので、使い込むほどにイイ感じになる予感です。

DSCN0108.jpg
家具が入り、オーナーの暮らしが始まったタイミングで撮った竣工写真。
今回も空耳カメラの京角さんに撮ってもらっています。



さてこれが今回の仕事。
工事中はこんな感じでガラ~んとしています。
大工さんが木製枠を造作中。天井も未仕上げの状態。
0130 (3)


0417 (12)
こちらが仕上り。
真ん中の柱の向かって右側が引き戸になっていて、左側はFIXガラス。
W3600×H2500の特大開口。
引き戸は閉まって状態ですが、開いているように見えませんか?

0417 (13)
引き戸を半分だけ開けるとこんな感じ。
おぉ~。ほらガラスあるでしょ。

0417 (15)
とりあえずフルオープンにしてみます。
閉まっていた状態と見た感じが同じ!
これが面白かったシゴトです。
(向かって左はFIXガラスなので変わりはありません)

0417 (14)
タテ枠に隠れているアコーディオン網戸を引いた状態。
一体どこに網戸が隠れていたのか?

0417 (19)
ロールスクリーンを半分降ろしてみる。
これも一体どこにスクリーンが隠れていたのか?

0417 (18)
戸の框は床面より框高さ分だけ下げ、網戸は枠の裏側に納めるようにしてます。


木製サッシは現場の寸法に合わせた造作が出来る点が
メリットになる仕事だと思っています。
逆に、気密や耐風にはメーカー既製品より劣るので、使う際はオーナーと共通認識が
ないとトラブルの原因にもなりかねません。
例えば、隙間風があるとかガタつくとかのトラブル。。

フラグシップでは採用しにくい(その点がご説明難しい)窓ですが、
設計事務所物件では良く採用されていて
今回はその良い事例になったと思います。


それで伝えたいのが、
この納まりは誰でも出来るものではないと自負していること。
意匠的に、こうしたいと思っている設計者でも、実際施工するとなると
どうやって納めれば良いか分からない人も結構いますし、これまでも見て来ました。

また教えて下さった設計者も居ましたし、建築知識やビルダーズなどに掲載されている
納まりをみて研究したり、実際に実物を見ることもして来ました。


このような仕事を手掛けれる家も少なくはなっていますが、
いざ目の前に来たときや提案する際に、やれるかやれないかで区別する
こともいづれあるかもしれませんね。



にほんブログ村 デザインブログ 建築デザインへ にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する