左官外壁下地を木でつくる

外壁を左官で仕上げる場合は、仕上げ材を何にするかを決めると同時に下地の施工方法を拘るようにしています。

外壁左官は湿式工法のモルタル塗りを下地として、仕上げは漆喰で塗り上げます。漆喰の歴史は長く、現在は材料の質が改良され白色が長く保たれる材料となった。また漆喰は強度が高く硬いため、割れが入りやすい特徴がありますので、クラックが気になる方に左官仕上げはおススメできません。

太郎丸の家では漆喰塗りを採用しました。建物の雰囲気から塗り壁による素朴さとツルっとした表面仕上げが合っているからです。下見板との相性もばっちり。

その漆喰塗りの仕上げはもとより下地工法に拘っているのでご紹介です。下地は通気用空気層を18ミリ取り、12ミリ厚の杉板、木ずりを15ミリの隙間を空けて張っています。この上にフェルト紙とラス網を張ってモルタルを塗ることになります。

昔はフェルト紙が無く、木ずりの隙間にモルタルを食い込ませて壁を支持していました。その名残で現代も採用している工法ですが、木ずり下地に通気層があれば湿気に強いし、とやまの木が使えるところに意味があります。

大きな合板下地を張るより手間はかかりますが、木ずりが張られた家を見るといいものだなといつも感じています。モルタルを塗って木ずりが隠れるのは惜しいくらいです。

▼均等に張られた木ずりはキレイです
20180514 (5)

▼同じ家で既に使われていた木ずり工法に出会う
20180508 (2)

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